目次 ____ 1.0 ...まえがき 2.0 ...概要 3.0 ...コード・サーバーのセット・アップ 3.1 ...コード・サーバーにディスケット・イメージをロードする方法 3.1.1 ...CD-ROM からコード・サーバーにディスケット・イメージを ロードする方法 3.1.2 ...ディスケットからコード・サーバーにディスケット・イメージを ロードする方法 3.1.2.1 ...インストール・ディスケットのレイアウト 3.1.2.2 ...OS/2 2.x コード・サーバーの使用法 3.1.2.3 ...OS/2 ディスケットから SEIMAGE プログラムを入手する方法 3.1.2.4 ...SEIMAGE を使用してコード・サーバーにディスケット・イメージ をコピーする方法 3.2 ...OS/2 イメージからCID ユーティリティーを取り出す方法 3.3 ...OS/2 イメージから SETBOOT プログラムと XCOPY プログラムを 取り出す方法 3.4 ...OS/2 イメージから REXX ファイルを取り出す方法 4.0 ...CID ブート・ディスケットの作成方法 5.0 ...ハード・ディスク・ベースのメインテナンス環境を作成する方法 6.0 ...OS/2 をクライアントにインストールする方法 7.0 ...新しい SVGA CID ユーティリティー 8.0 ...CID で使用可能になったマルチメディア 9.0 ...新しいバージョンの GET ユーティリティー 10.0 ...応答ファイルで OS/2 をインストールする方法 10.1 ...RSPINST の戻りコード 11.0 ...商標 *** 1.0 ...まえがき *** この readme ファイルは,OS/2* CID インストールの実行をサポートする各種の IBM* プロダクトについて言及します。 o LAN CID ユーティリティー -- オペレーターが時々在席するだけでインストールを 行える機構で,LAN サーバー 4.0 の Network Transport Servers/2 (NTS/2) プロ グラムおよび Multi-Protocol Transport Services (MPTS) プログラムに付属して います。 o NetView* Distribution Manager (NetView DM) OS/2 プロダクト -- NetView DM 系列プロダクトは,共通プラットフォーム・ソフトウェア配布メカニズムを備えて います。NetView DM の OS/2 構成要素は NetView Distribution Manager/2 と NetView Distribution Manager Agent/2 (NVDMA/2) です。NVDM/2 はOS/2 コード・ サーバーからソフトウェアを配布し,NVDMA/2 は AIX* またはネットウェア・コー ド・サーバーからソフトウェアを配布します。 *** 2.0 ...概要 *** コード・サーバーからクライアント・ワークステーションへの OS/2 のリダイレクト・ インストールまたは CID インストールを行うことができます。このインストールを行 うには,次の 3 つの基本作業を行う必要があります。 1. コード・サーバーのセット・アップ 2. ブート・ディスケットまたはメインテナンス環境の作成 3. OS/2 のCID インストール 第一の手順の「コード・サーバーのセット・アップ」の手順はさらに以下のように分か れます。 1. コード・サーバーにディスケット・イメージをコピーする。 2. OS/2 イメージから CID ユーティリティーを取り出す。 3. LAN CID ユーティリティーを使用する場合は次のいずれかの手順を行います。 a) OS/2 イメージから SETBOOT プログラムと XCOPY プログラムを取り出す。 b) OS/2 イメージから REXX ファイルを取り出す。 *** 3.0 ...コード・サーバーのセット・アップ *** *** 3.1 ...コード・サーバーにディスケット・イメージをロードする方法 *** CID による OS/2 のインストールを行うには,OS/2 インストール・ディスケット・イ メージがコード・サーバーからクライアント・ワークステーションにアクセス可能で なければなりません。 OS/2 のディスケットだけしかない場合は,「ディスケットからコード・サーバーに ディスケット・イメージをロードする方法」セクションで説明されている手順に 従って, コード・サーバーにディスケットをコピーする必要があります。 OS/2 の CD-ROM がある場合は,CD-ROM を直接クライアント・ワークステーションと共 用するか,または「CD-ROM からコード・サーバーにディスケット・イメージをロード する方法」で説明する手順に従って, ディスケット・イメージを CD-ROM からコード・ サーバーのハード・ディスクにコピーします。 *** 3.1.1 ...CD-ROM からコード・サーバーにディスケット・イメージをロードする方法 *** CD-ROM からコード・サーバーにディスケット・イメージをロードするには,次のコマ ンドを実行します。 XCOPY ソース・パス ターゲット・パス /S パラメーター: ソース・パス - CD-ROM の OS/2 ディスケット・イメージの「ルート」へのパス。 たとえば,OS/2 インストール・ディスケット #1 のファイルが CD-ROM の G:\OS2DISKS\DISK_1 というディレクトリーに入って いる場合,このパラメーターは G:\OS2DISKS になります。 ターゲット・パス - OS/2 ディスケット・イメージのコピー先となるターゲット・ サブディレクトリーへのパス。 例: XCOPY G:\OS2V30 C:\CID\IMG\OS2V30 /S 注: /S パラメーターを指定すると,ファイルやサブディレクトリーなど, ソース・パスのサブディレクトリー内にあるすべてのものが コピーされます。 *** 3.1.2 ...ディスケットからコード・サーバーにディスケット・イメージをロードする方法 *** *** 3.1.2.1 ...インストール・ディスケットのレイアウト *** OS/2 Warp V3 のインストール・ディスケットのほとんどは XDF と呼ばれる大容 量のディスケット・フォーマットを採用しており,これによってOS/2 のインストール に必要なディスケットの数とインストールにかかる時間を節約します。 XDF フォー マットを採用しているディスケットは書込み保護されています。 XDF フォーマットの ディスケットに対して実行できる操作は読取りとバックアップだけです。XDF フォー マットのディスケットでは,ファイルの消去,修正,追加を行うことはできません。 INSTALLATION ディスケットとディスケット #1 だけは XDF フォーマットではありま せん。この 2 つのディスケットは XDF フォーマットではないので,標準コマンド( DIR, COPY, DISKCOPY など)を使用してこのディスケットのファイルの修正,追加, 削除を行うことができます。 注: INSTALLATION ディスケットの XDFCOPY ユーティリティーを使用して XDF フォーマットのディスケットのバックアップをとることができます。 XDFCOPY で XDF フォーマットのディスケットのバックアップをとるには, 次のコマンドを実行します。 XDFCOPY <ディスケット・ドライブ> <バックアップするファイル名> 例: XDFCOPY A: DISK2.XDF *** 3.1.2.2 ...OS/2 2.x コード・サーバーの使用法 *** コード・サーバーで OS/2 2.x システムを使用している場合は,OS/2 Warp V3 の XDF フォーマットのディスケットを読み取ることができるように, システムの一部を修正する必要があります。 OS/2 Warp V3 システムでは, 修正を行わなくても XDF フォーマットのディスケットを読み取ることができます。 OS/2 Warp V3 のXDF フォーマットのインストール・ディスケットを読み取れる ように OS/2 2.x システムを修正するには,次の作業を行います。 o ISA バス・システム: 1. \OS2 ディレクトリーの IBM1FLPY.ADD を改名して IBM1FLPY.OLD にします。 2. ディスケット #1 の XDFLOPPY.FLT と IBM1FLPY.ADD を \OS2 ディレクトリーに コピーします。 3. CONFIG.SYS ファイルに次の行を追加します。 BASEDEV=XDFLOPPY.FLT o Micro Channel*(マイクロ・チャネル) バス・システム: 1. \OS2 ディレクトリーの IBM2FLPY.ADD を改名して IBM2FLPY.OLD にします。 2. ディスケット #1 の XDFLOPPY.FLT と IBM2FLPY.ADD を \OS2 ディレクトリーに コピーします。 3. CONFIG.SYS ファイルに次の行を追加します。 BASEDEV=XDFLOPPY.FLT 注: OS/2 1.x システムで OS/2 Warp V3 の XDF フォーマットのディスケットを 読み取ることはできません。 *** 3.1.2.3 ...OS/2 ディスケットから SEIMAGE プログラムを入手する方法 *** SEIMAGE は OS/2 ディスケット・イメージをディスケットからコード・サーバーにロー ドするプログラムです。 SEIMAGE.EXE はディスケット 7 の CID パック・ファイルに 入っています。 このプログラムをディスケット 7 の CID パック・ファイルから正しい ディレクトリーにアンパックするには,次の手順に従ってください。 C:\CID\EXE\V300 の代わりに所定のパスを使用してください。 1. ディスケット 2 をドライブ A: に挿入して, 次のコマンドを実行します。 COPY A:UNPACK* C:\CID\EXE\V300 2. ディスケット 7 をドライブ A: に挿入して, 次のコマンドを実行します。 C:\CID\EXE\V300\UNPACK A:\CID C:\CID\EXE\V300 /N:SEIMAGE.EXE 注: C:\CID\EXE\V300 は,LAN CID ユーティリティーのもとでバージョン固有の 実行可能ファイルをいれるため慣習的に使われるパス名です。NetView DM 系列 の場合は,バージョンに固有な実行可能ファイルは, このプロダクトのルート・ イメージ・ディレクトリー(例:D:\SHAREA\IMG\OS2V30)に入るのが慣例です。 *** 3.1.2.4 ...SEIMAGE を使用してコード・サーバーにディスケット・イメージをコピーする方法 *** CID パック・ファイルからアンパックされた SEIMAGE プログラムを使用して,OS/2 ディスケット・イメージをコード・サーバーにコピーできます。SEIMAGE は OS/2 コマンド行から実行できます。 SEIMAGE の構文を以下に示します。 SEIMAGE /S:ソース・パス /T:ターゲット・パス SEIMAGE のパラメーターについて説明します。 /S:ソース・パス - 製品イメージのロード元の完全修飾パス。これは必 須パラメーターで,通常は A:\ になります。 /T:ターゲット・パス - 製品イメージのロード先の完全修飾パス。これは必 須パラメーターです。 例: SEIMAGE /S:A: /T:D:\CID\IMG\OS2V30 *** 新しい機能 Windows** のサポート - *****重要** SEIMAGE を使用する前に必ずお読みください ***** この新機能は OS/2 Warp V3 とともに使用するため 公認ライセンス版 Windows のダウンロードを補助する目的で 装備されました。Windows をダウンロードできるのは,所有ライセンス数だけです。 このユーティリティーを提供するに当たって,IBM ではライセンスを受けて いない Windows のコピーを作成することを認めていません。 OS/2 システムが OS/2 for Windows プロダクトの場合は, OS/2 製品イメージをロードした後でシステムは Windows ディスケットを処理するよう指示があります。 Y または N で応答してください。Y(はい)と応答すると,シス テムはサブディレクトリーの名前を入力するよう指示してきます。 このサブディレクトリー名は,OS/2 製品イメージがロードされて いたターゲット・サブディレクトリーに付加されます。 たとえば,ターゲット・サブディレクトリーが D:\OS2V30 で Windows サブディレクトリーとして WIN31 と応答すると, Windows イメージはパス D:\OS2V30\WIN31 にロードされます。 したがって,ディレクトリー構造は最終的に次の図のようになります。 D:\ | |-- OS2V30\ | |------DISK_1 | |------DISK_2 | |------DISK_3 | |------ ... | |------PMDD_1 | |------WIN31 ターゲット・サブディレクトリーに付加されるサブディレクトリー 名をユーザーが入力しないと,Windows ディスケット・ イメージは直接ターゲット・サブディレクトリーに入れられますので 注意してください。 また,ユーザーが複数の Windows ディスケット・セットのディス ケット・イメージをロードすることもあります。Windows ディス ケット・セットをコピーした後で,システムは別の Windows ディス ケット・セットをコピーする必要があるかどうかきかれます。 Y(はい) と応答すると,再びサブディレクトリー名の入力が指示 されて,イメージのロードが始まります。 *** 3.2 ...OS/2 イメージから CID ユーティリティーを取り出す方法 *** OS/2 のリダイレクト・インストールに必要なプログラムとファイルは,「コード・サ ーバーにディスケット・イメージをロードする方法」でコード・サーバーにコピーさ れたディスケットの中にあるファイルにパックされています。GETOSCID コマンド・ ファイルを使って OS/2 ディスケット・イメージから次のファイルをアンパックします。 RSPINST.EXE SAMPLE.RSP SEDISK.EXE SEIMAGE.EXE SEINST.EXE SEMAINT.EXE UNPACK.EXE UNPACK2.EXE GETOSCID の構文を以下に示します。 GETOSCID ソース・パス <ターゲット・パス> GETOSCID パラメーターについて説明します。 ソース・パス - OS/2 製品イメージが入っているパス。これは必須パラ メーターです。 <ターゲット・パス> - ファイルを入れるサブディレクトリーへのパス。 このパスは SRVIFS などのリダイレクターを介してクライ アントにアクセス可能でなければなりません。これは任意 選択パラメーターです。省略時値はカレント・ディレクト リーです。 例: GETOSCID D:\CID\IMG\OS2V30 D:\CID\EXE\V300 注: GETOSCID コマンド・ファイルについては,「新しいバージョンの GET ユーティ リティー」でも説明しています。MPTS に付属の LAN CID ユーティリティー 2.0 プログラムを使用している場合も,または NTS/2 に付属のLAN CID ユーティリ ティーを使用している場合も,この readme ファイルに記載されている GETOSCID を使用してください。 OS/2 システムが,OS/2 for Windows プロダクトの場合は,さらに以下のファイルを 取り出す必要があります。UNPACK.EXE を使ってこのファイルをアンパックします。 INSTSUBJ.EXE UNPACK の構文を以下に示します。 UNPACK ファイル名 <ドライブ名> GETOSCID パラメーターについて説明します。 ファイル名 - アンパックするファイル名 <ドライブ名> - ファイルをアンパックした後に置くドライブ - 元ファイルから,ある特定のファイルを取り出す時, そのファイル名を指定します。 例: UNPACK D:\CID\IMG\OS2V30\DISK_5\BUNDLE D:\CID\EXE\V300 /N:INSTSUBJ.EXE *** 3.3 ...OS/2 イメージから SETBOOT プログラムと XCOPY プログラムを取り出す方法 *** LAN CID ユーティリティーを使用して OS/2 をクライアント・ワークステーションに インストールする場合は,コード・サーバーの OS/2 ディスケット・イメージから SETBOOT プログラムと XCOPY プログラムを入手する必要があります。 GETBOOT コマンド・ファイルを使って OS/2 ディスケット・イメージから次のファイル をアンパックします。 SETBOOT.EXE XCOPY.EXE GETBOOT の構文を以下に示します。 GETBOOT ソース・パス <ターゲット・パス> GETOBOOT のパラメーターについて説明します。 ソース・パス - OS/2 製品イメージが入っているパス。これは必須パラ メーターです。 <ターゲット・パス> - ファイルが入るサブディレクトリーへのパス。 このパスは SRVIFS または LAN リクエスターなどの リダイレクターを介してクライアントにアクセス可能で なければなりません。 これは任意選択パラメーターです。省略時値は カレント・ディレクトリーです。 例: GETBOOT D:\CID\IMG\OS2V30 D:\CID\EXE\V300 注: GETBOOT コマンド・ファイルについては,「新しいバージョンの GET ユーティ リティー」でも説明します。MPTS に付属の LAN CID ユーティリティー 2.0 プログラムを使用している場合も,NTS/2 に付属のLAN CID ユーティリティーを 使用している場合も,この readme ファイルに記載されている GETBOOT を使用 してください。 *** 3.4 ...OS/2 イメージから REXX ファイルを取り出す方法 *** LAN CID ユーティリティーを使用して OS/2 をクライアント・ワークステーションに インストールする場合は,コード・サーバーの OS/2 ディスケット・イメージから REXX ファイルを入手する必要があります。 GETREXX コマンド・ファイルを使って OS/2 ディスケット・イメージから次のファイル をアンパックします。 INSCFG32.DLL OSO001.MSG SHPIINST.DLL REX.MSG REXH.MSG REXX.DLL REXXAPI.DLL REXXINIT.DLL REXXTRY.CMD REXXUTIL.DLL RXQUEUE.EXE GETREXX の構文を以下に示します。 GETREXX ソース・パス <ターゲット・パス> GETREXX のパラメーターについて説明します。 ソース・パス - OS/2 製品イメージが入っているパス。これは必須パラ メーターです。 <ターゲット・パス> - ファイルが入るサブディレクトリーへのパス。 このパスは SRVIFS などのリダイレクターを介してクライ アントにアクセス可能でなければなりません。これは任意 選択パラメーターです。省略時値はカレント・ディレクト リーです。 例: GETREXX D:\CID\IMG\OS2V30 D:\CID\DLL\V300 注: GETREXX コマンド・ファイルについては,「新しいバージョンの GET ユーティリ ティー」でも説明しています。このバージョンの GETREXX を使用してください。 *** 4.0 ...CID ブート・ディスケットの作成方法 *** OS/2 をインストールする場合に,クライアント・ワークステーションで使用するブー ト・ディスケットを作成する必要があることがあります。CID ブート・ディスケット を作成するには,いくつかの手順を行います。まずはじめに, OS/2 で提供している SEDISK プログラムを実行します。このコマンドは同じバージョンのシステムで実行 してください。SEDISK の構文を以下に示します。 SEDISK /S:ソース・パス /T:ターゲット・パス /P: SEDISK のパラメーターについて説明します。 /S:ソース・パス - OS/2 イメージへの完全修飾パス。 これは必須パラメーターです。 /T:ターゲット・パス - ブート・ディスケットが作成されるディスケット・ ドライブのドライブ名。これは必須パラメーターです。 /P: - この任意選択パラメーターは,PCMCIA ドライバー・ サポートが必要な時に使用されます。/P: オプションが 使用されると,適切なソケット・ドライバーと PCMCIA.SYS ドライバーがディスケットにコピーされ ます。pcmcia_id# は,要求されたコンピューターに 関連する番号を示します。ここに入力する番号を調べる には, 省略時の応答ファイルでキーワード PCMCIA の所 を見てください。たとえば,/P:1 は,AMBRA486 SN425C 上で ブートする必要がある場合に使用されます。pcmcia_id# は 省略時の応答ファイル内のキーワード PCMCIA の有効な parm を示す番号でなければなりません。pcmcia_id# を 0 にすることはできません。 例: SEDISK /S:D:\CID\IMG\OS2V30 /T:A: 注: ブート・ディスケットは現在使用されているソフトウェア配布管理プログラム に固有のものであるため,ブート・ディスケットを正しく作成するには, ご使用のソフトウェア配布管理プログラムに付属の指示に従ってください。 *** 5.0 ...ハード・ディスク・ベースのメインテナンス環境を作成する方法 *** SEMAINT コマンドにより,最小限の OS/2 プログラムがワークステーションのハー ド・ディスクにインストールされます。このような最小限の OS/2 プログラムはメ インテナンス・システムともいい, OS/2 の Presentation Manager* (プレゼンテー ション・マネージャー)機能や Workplace Shell* (ワークプレース・シェル)機能は 含まれていません。メインテナンス・システムでブートする場合は,通常のシステム・ ファイルはロックされません。OS/2 インストール・プログラム (SEINST) とサービ ス・パック・インストール・プログラム (SERVICE.CMD) は,SEMAINT で作成された メインテナンス・システムか,または SEDISK で作成されたブート・ディスケットで 実行します。SEMAINT の構文を以下に示します。 SEMAINT /S:ソース・パス /T:ターゲット・パス /B:ブート・ドライブ /L1:ログ・ファイル /S2:<サービス・パックのパス> /P: SEMAINT のパラメーターについて説明します。 /S:ソース・パス - OS/2 イメージへの完全修飾パス。 これは必須パラメーターです。 /T:ターゲット・パス - ターゲット・ディレクトリーの完全修飾名。 メインテナンス・システムはこのディレクトリーに インストールされます。必ずワークステーションの ローカル・ドライブにあるディレクトリーを指定 してください。これは必須パラメーターです。 /B:ブート・ドライブ - 最小限の OS/2 システム(シード・システム)の ブート元となるドライブ。 ローカル・ドライブを指定してください。これは 必須パラメーターです。 /L1:ログ・ファイル - ログ情報を入れるファイルの完全な名前。このログ・ ファイルが入るディレクトリーは既存のディレクトリー でなければなりません。これは必須パラメーターです。 /S2:<サービス・パックのパス> - OS/2 サービス・パック・イメージへの完全修飾パス。 このパラメーターを使用すると,作成されるメインテナ ンス・システムにサービス・パックの修正を適用する ことができます。 これは任意選択パラメーターです。このパラメーターを 指定する場合は,以前ワークステーションに適用された のと同じバージョンのサービス・パックを指定する必要が あります。 このことは,SEMAINT で作成されたメインテナンス・ システムを実行中に,LAN サーバー・サービス・パック などの OS/2 サービス・パック以外のサービス・パック を適用する時に特に重要です。このような状況で /S2: パラメーターが指定されていないと, システムが 通常の環境に戻った場合に OS2KRNL と OS2LDR が誤った レベルになる恐れがあります。 このパラメーターを指定する場合のガイドラインとして, 下の注を参照してください。 /P: - この任意選択パラメーターは,PCMCIA ドライバー・ サポートが必要な時に使用されます。/P: オプションが 使用されると,適切なソケット・ドライバーと PCMCIA.SYS ドライバーがディスケットにコピーされ ます。pcmcia_id# は,要求されたコンピューターに 関連する番号を示します。ここに入力する番号を調べる には, 省略時の応答ファイルでキーワード PCMCIA の所 を見てください。たとえば,/P:1 は,AMBRA486 SN425C 上で ブートする必要がある場合に使用されます。pcmcia_id# は 省略時の応答ファイル内のキーワード PCMCIA の有効な parm を示す番号でなければなりません。pcmcia_id# を 0 にすることはできません。 注: 1. ターゲット・ディレクトリー (/T:) が HPFS ドライブの場合は,ブー ト・ドライブ (/B:) も HPFS ドライブでなくてはいけません。 2. 以下の場合は, /S2: パラメーターを指定して, サービス・パックの 修正をメインテナンス・システムに適用する必要があります。 o OS/2 サービス・パック (XRJ6200, XRJ6300, など) をインストール する場合。 o OS/2 以外のサービス・パック (LAN サーバーなど) を,OS/2 サー ビス・パックがすでに適用されているクライアントにインストール する場合。 3. 以下の場合は, /S2: パラメーターを指定してサービス・パックの修正を メインテナンス・システムに適用してはいけません。 o 新しい基本 OS/2 リリースに移行する場合。 o 基本レベルの OS/2 (サービス・パックが適用されていない) が インストールされているクライアントに OS/2 以外のサービス・ パックをインストールする場合。 4. OS/2 Warp V3 のサービス・パックがリリースされるまでは, OS/2 Warp V3 で SEMAINT /S2: パラメーターを指定する必要は ありません。 OS/2 Warp V3 をインストールするためのメインテナンス・システムの作成 例を以下に示します。 X:\EXE\V300\SEMAINT /S:X:\IMG\OS2V30 /T:C:\SERVICE /B:C: /L1:X:\LOG\OS2V30\CLIENT.LOG OS/2 Warp V3 のサービス・パックをクライアントに適用するためのメイ ンテナンス・システムの作成例を以下に示します。XR0nnnn は適用するサービス・ パックの番号です。 X:\EXE\V300\SEMAINT /S:X:\IMG\OS2V30 /T:C:\SERVICE /B:C: /L1:X:\LOG\OS2V30\CLIENT.LOG /S2:X:\CSD\OS2V30\XR0nnnn OS/2 以外のサービス・パックを,OS/2 Warp V3 のサービス・ パック XR0nnnn がインストールされているクライアントに適用するための メインテナンス・システムの作成例を以下に示します。 X:\EXE\V300\SEMAINT /S:X:\IMG\OS2V30 /T:C:\SERVICE /B:C: /L1:X:\LOG\OS2V30\CLIENT.LOG /S2:X:\CSD\OS2V30\XR0nnnn 注: 完全なメインテナンス・システムは現在使用しているソフトウェア 配布管理プログラムに固有のものであるため,メインテナンス・ システムを正しく作成するには,ご使用のソフトウェア配布管理プロ グラムに付属の指示に従ってください。 *** 6.0 ...OS/2 をクライアントにインストールする方法 *** SEINST プログラムにより OS/2 プログラムがクライアント・ワークステーションにイ ンストールされます。SEINST は SEMAINT で作成されたメインテナンス・システムか ,または SEDISK で作成されたブート・ディスケットで実行します。 SEINST は,指定の応答ファイルを読み取ってインストールを行う RSPINST.EXE を実 行します。SEMAINT で作成されたメインテナンス・システムで SEINST を実行すると, SEINST はシステムをブートしたディレクトリーをクリーン・アップします。 SEINST の構文を以下に示します。 SEINST /S:ソース・パス /T:<ターゲット・パス> /B:ブート・ドライブ /L1:ログ・ファイル /R:応答ファイル SEINST のパラメーターについて説明します。 /S:ソース・パス - OS/2 イメージへの完全修飾パス。 これは必須パラメーターです。 /T:<ターゲット・パス> - システムのブート元のターゲット・ディレクトリー への完全修飾パス。 システムをハード・ディスクのメインテナンス・システム からブートした場合は,このパスは以前 SEMAINT プログ ラムを起動する際に指定した /T: パラメーターと同じに なります。 このパラメーターはハード・ディスクからブートする場合 には必須ですが,ディスケットからブートしている場合は 任意です。ディスケットからブートしている場合にこの パラメーターを指定すると,値に対するパラメーターの 妥当性検査は行われません。 警告: SEINST はサブディレクトリーをクリーン・アップ する時にすべてのファイルを削除するため,保管する必要 のあるファイルはバックアップを取っておいてください。 /B:boot_drive - インストール後にシステムがブートするターゲット・ ブート・ドライブ。ローカル・ドライブを指定してくだ さい。これは必須パラメーターです。 /L1:log_file - ログ情報を入れるファイルの完全な名前。このログ・ファ イルの入るディレクトリーはすでに存在している必要が あります。これは必須パラメーターです。 /R:response_file - RSPINST がサポートする応答ファイルの完全な名前。 これは必須パラメーターです。 ブート・ディスケットからのブートした時の例を次に示します。 X:\EXE\V300\SEINST /S:X:\IMG\OS2V30 /B:C: /R:X:\RSP\OS2V30\RESPONSE.FIL /L1:X:\LOG\OS2V30\CLIENT.LOG メインテナンス・システムからのブートした時の例を次に示します。 X:\EXE\V300\SEINST /S:X:\IMG\OS2V30 /B:C: /R:X:\RSP\OS2V30\RESPONSE.FIL /L1:X:\LOG\OS2V30\CLIENT.LOG /T:C:\SERVICE 注: RSPINST プログラムについては, 「応答ファイルで OS/2 をインストール する」を参照してください。このセクションでは, ディスケットからの 応答ファイル・インストールについて説明しています。応答ファイル・イン ストールを理解するのに役立ちます。RSPINST エラー・コードについては, セクション「RSPINST の戻りコード」にリストされています。 *** 7.0 ...新しい SVGA CID ユーティリティー *** SVGA CID のインストールは,PM ベースの環境をブートした後で行うインストール後の インストールとして行われます。DSPINSTL.EXE は OS2\INSTALL ディレクトリーに あります。 DSPINSTL の構文を以下に示します。 DSPINSTL /PD:DSC ファイル /S:ソース・パス /T:ターゲット・ドライブ /RES:解像度 /U DSPINSTL のパラメーターについて説明します。 /PD:DSC ファイル - .DSC ファイルの完全な名前。 /S:ソース・パス - OS/2 イメージへの完全修飾パス。 /T:ターゲット・ドライブ - ターゲットまたはブート・ドライブ。 /RES:解像度 - リブート後に有効になる解像度。 /U - オペレーター不在でのインストール。 注: 1. .PMI ファイルでサポートされていない解像度を指定すると,エラーが 発生します。 2. .PMI ファイルに記述されていてもドライバーでサポートされていない 解像度を指定すると,ドライバーは省略時値の低解像度を使用します。 CID で S3** CHIP 86C805 を解像度 1024x768x256 でインストールする例を示します。 DSPINSTL /PD:C:\OS2\INSTALL\PSS3.DSC /S:X:\IMG\OS2V30 /T:C: /RES:1024x768x256 /U .DSC ファイルとチップ・セットを次に示します。 pshead.dsc "Headland Technology** HT209" VIDEO7_HT205_CHIP = 1 VIDEO7_HT208_CHIP = 2 VIDEO7_HT209_CHIP = 3 pstrid.dsc "Trident** Microsystems TVGA8900c" TRIDENT_8800_CHIP = 1 TRIDENT_8900_CHIP = 2 pstseng.dsc "Tseng** Laboratories ET4000" TSENG_ET3000_CHIP = 1 TSENG_ET4000_CHIP = 2 tliw32.dsc "Tseng Laboratories ET4000/W32, /W32i, /W32p" TSENG_ET4000W32_CHIP = 3 TSENG_ET4000W32I_CHIP = 4 TSENG_ET4000W32IB_CHIP = 5 TSENG_ET4000W32IC_CHIP = 6 TSENG_ET4000W32PA_CHIP = 7 TSENG_ET4000W32PB_CHIP = 8 TSENG_ET4000W32PC_CHIP = 9 TSENG_ET4000W32ID_CHIP = 10 TSENG_ET4000W32PD_CHIP = 11 TSENG_ET4000W32PX_CHIP = 12 pswd.dsc "Western Digital** WD90C11, C30, C31 (C30 モード専用) WESTERNDIG_PVGA1A_CHIP = 1 WESTERNDIG_WD9000_CHIP = 2 WESTERNDIG_WD9011_CHIP = 3 WESTERNDIG_WD9030_CHIP = 4 WESTERNDIG_WD9026_CHIP = 5 WESTERNDIG_WD9027_CHIP = 6 pswdc31.dsc "Western Digital 90C31" WESTERNDIG_WD9031_CHIP = 7 pswdc24.dsc "Western Digital 90C24" WESTERNDIG_WD9024_CHIP = 8 wdc33.dsc "Western Digital 90C33" WESTERNDIG_WD9033_CHIP = 9 psati.dsc "ATI** Mach8, ATI 28800" ATI_18800_CHIP = 1 ATI_28800_CHIP = 2 ATI_38800_CHIP = 3 8514 CHIP 非 SVGA atim32.dsc "ATI Mach32" ATI_68800_CHIP = 4 atim64.dsc "ATI Mach64" ATI_88800_CHIP = 5 ATI_88800CT_CHIP = 6 psspdw.dsc "IBM VGA 256c " IBM_SVGA_CHIP = 1 pscl.dsc "Cirrus Logic** 5422, 5424" CIRRUS_5420_CHIP = 1 CIRRUS_5422_CHIP = 2 CIRRUS_5424_CHIP = 3 cl54x.dsc "Cirrus Logic 5426, 5428, 5430, 5434" CIRRUS_5426_CHIP = 4 CIRRUS_5428_CHIP = 5 CIRRUS_5429_CHIP = 6 CIRRUS_543X_CHIP = 7 CIRRUS_5434_CHIP = 8 tp230.dsc "Cirrus Logic GD6235(ThinkPad230C)" CIRRUS_6235_CHIP = 9 pss3.dsc "S3 86C801, 86C805, 86C928" S3_86C805_CHIP = 1 S3_86C928_CHIP = 2 s3864.dsc "S3 864,868" S3_86C864_CHIP = 4 S3_86C868_CHIP = 6 s3vision "S3 964" S3_86C964_CHIP = 5 s3triov.dsc "S3 968,Trio32,Trio64,Trio64V+" S3_86C968_CHIP = 7 S3_86C732_CHIP = 8 S3_86C764_CHIP = 9 S3_86C765_CHIP = 10 s3864.dsc "S3 864" s38641m.dsc "S3 864 (1MB のビデオ・メモリーで 16M 色)" #define S3_86C864_CHIP = 4 #define S3_86C964_CHIP = 5 wp9000.dsc "Weitek** Power 9000" WEITEK_P9000_CHIP = 1 wp9100.dsc "Weitek Power 9100" WEITEK_W5186_CHIP = 2 WEITEK_W5286_CHIP = 3 WEITEK_P9100_CHIP = 4 各ドライバーがサポートする解像度は,次のような要因によって異なります。 1. ビデオ・メモリーの容量 2. ドライバーがサポートする解像度 *** 8.0 ...CID で使用可能になったマルチメディア *** マルチメディアを CID で使用できるようになりました。OS/2 応答ファイル中で MULTIMEDIASUPPORT=1 を選択してください。これにより,インストール時にマルチメ ディア・ファイルがインストールされます。 マルチメディアの CID インストールは,PM ベースの環境をブートした後で行う インストール後のインストールです。 MINSTALL.EXE は MMTEMP ディレクトリーにあります。MINSTALL は必ず MMTEMP サブ ディレクトリーから実行してください。 MINSTALL の構文を以下に示します。 MINSTALL /M /C:<応答ファイル> /R:<応答ファイル> MINSTALL のパラメーターについて説明します。 /M - このパラメーターは,ファイルを MMTEMP ディレクトリーでなく マルチメディア IPL に必要なディレクトリーへ転送するように MINSTALL.EXE に通知します。これは CID に必須の パラメーターです。 /C:<応答ファイル> - このパラメーターは応答ファイルを作成する 必要のある場合に指定します。この応答ファイルは, /R パラメーターを指定して別のマシンのマルチメディ ア・インストールをオペレーター不在で行う場合に 使用されます。 /R:<応答ファイル> - /C パラメーターを指定して応答ファイルを作成した 場合にこのパラメーターを指定します。 この応答ファイルをマルチメディア・インストールで 使用できるのは,マシンのハードウェア設定が,応答 ファイルの作成されたマシンのハードウェア設定と 同じ場合だけです。 MINSTALL は次のように呼び出すことをお勧めします。 MINSTALL /M 応答ファイルを作成する場合に MINSTALL を呼び出す例を示します。 MINSTALL /M /C:MEDIA.RSP *** 9.0 ...新しいバージョンの GET ユーティリティー *** GETOSCID, GETBOOT, GETREXX の各コマンド・ファイルについてはこの readme ファイ ルの前半で触れましたが,これらのファイルは MPTS とともに提供されるLAN CID ユーティリティー 2.0 プログラムに付属しています。LAN CID ユーティリティー 2.0 をお持ちでないユーザーのために, 以下に LAN CID ユーティリティー 2.0 バージョン GETOSCID.CMD, GETREXX.CMD, GETBOOT.CMD を提供します。 エディターを使用して,必要なコマンド・ファイルに当たる部分をこのファイルから 適切な名前を付けたファイルにコピーしてください。たとえば,GETOSCID.CMD の入って いる部分を GETOSCID.CMD というファイルにコピーします。 この 3 つのコマンド・ファイルのすべてに,128 文字より長い行が含まれているので 注意してください。このテキストを適切なファイルへコピーする時には, 必ず システム・エディター (E) または拡張エディター (EPM) を使用してください。 ************************ GETOSCID.CMD **************************** @ECHO OFF REM GETOSCID 2.0 SETLOCAL IF %1.==. ECHO GETOSCID source (target) IF %1.==. GOTO END REM REM CHECK SOURCE DIRECTORY REM IF EXIST %1\DISK_2\UNPACK.EXE GOTO GETTAR COPY %1\DISK_2\UNPACK.EXE GOTO END :GETTAR SET PATH=%1;%PATH% REM REM GET TARGET DIRECTORY REM SET GC_TARGET= IF %2.==. SET GC_TARGET=. IF NOT %2.==. SET GC_TARGET=%2 IF %GC_TARGET%.==.. GOTO GETUNPACK SET GC_MKDIR= DIR %GC_TARGET%\*.* >> NUL 2>>&1 IF ERRORLEVEL 1 SET GC_MKDIR=YES IF %GC_MKDIR%.==YES. ECHO MD %GC_TARGET% IF %GC_MKDIR%.==YES. MD %GC_TARGET% IF ERRORLEVEL 1 GOTO END :GETUNPACK ECHO COPY %1\DISK_2\UNPACK*.EXE %GC_TARGET% COPY %1\DISK_2\UNPACK*.EXE %GC_TARGET% > NUL IF ERRORLEVEL 1 GOTO END REM REM GET THE CID PACK FILE REM ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\CID %GC_TARGET% FOR %%I IN (3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\CID %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\CID %GC_TARGET% >> NUL 2>>&1 REM REM GET THE REQUIRED PACK FILE FOR RSPINST.EXE REM ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\REQUIRED %GC_TARGET% /N:RSPINST.EXE FOR %%I IN (3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\REQUIRED %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\REQUIRED %GC_TARGET% /N:RSPINST.EXE >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GC_TARGET% /N:RSPINST.EXE FOR %%I IN (3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\REQUIRED %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\REQUIRED %GC_TARGET% /N:RSPINST.EXE >> NUL 2>>&1 REM REM GET THE REQUIRED PACK FILE FOR SAMPLE.RSP REM ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\REQUIRED %GC_TARGET% /N:SAMPLE.RSP FOR %%I IN (3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\REQUIRED %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\REQUIRED %GC_TARGET% /N:SAMPLE.RSP >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GC_TARGET% /N:SAMPLE.RSP FOR %%I IN (3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\REQUIRED %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\REQUIRED %GC_TARGET% /N:SAMPLE.RSP >> NUL 2>>&1 REM REM ENSURE THAT THE FILES WERE UNPACKED REM IF NOT EXIST %GC_TARGET%\SAMPLE.RSP COPY %GC_TARGET%\SAMPLE.RSP IF NOT EXIST %GC_TARGET%\RSPINST.EXE COPY %GC_TARGET%\RSPINST.EXE IF NOT EXIST %GC_TARGET%\SEINST.EXE COPY %GC_TARGET%\SEINST.EXE :END ENDLOCAL ************************ GETREXX.CMD **************************** @ECHO OFF REM GETREXX 2.0 SETLOCAL IF %1.==. ECHO GETREXX source (target) IF %1.==. GOTO END REM REM CHECK SOURCE DIRECTORY REM IF EXIST %1\DISK_2\*.* GOTO GETTAR COPY %1\DISK_2\*.* GOTO END :GETTAR SET PATH=%1;%PATH% REM REM GET TARGET DIRECTORY REM SET GR_TARGET= IF %2.==. SET GR_TARGET=. IF NOT %2.==. SET GR_TARGET=%2 IF %GR_TARGET%.==.. GOTO CHKUNPACK SET GR_MKDIR= DIR %GR_TARGET%\*.* >> NUL 2>>&1 IF ERRORLEVEL 1 SET GR_MKDIR=YES IF %GR_MKDIR%.==YES. ECHO MD %GR_TARGET% IF %GR_MKDIR%.==YES. MD %GR_TARGET% IF ERRORLEVEL 1 GOTO END :CHKUNPACK REM REM CHECK FOR UNPACK.EXE IN THE DISK_2 DIRECTORY REM IF EXIST %1\DISK_2\*.* GOTO UNPACK COPY %1\DISK_2\UNPACK.EXE GOTO END :UNPACK ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\REXX %GR_TARGET% FOR %%I IN (3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\REXX %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\REXX %GR_TARGET% >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GR_TARGET% /N:OSO001.MSG FOR %%I IN (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\BUNDLE %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\BUNDLE %GR_TARGET% /N:OSO001.MSG >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GR_TARGET% /N:INSCFG32.DLL FOR %%I IN (1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\BUNDLE %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\BUNDLE %GR_TARGET% /N:INSCFG32.DLL >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GR_TARGET% /N:SHPIINST.DLL FOR %%I IN (1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\BUNDLE %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\BUNDLE %GR_TARGET% /N:SHPIINST.DLL >> NUL 2>>&1 ECHO COPY %1\DISK_*\UHPFS.DLL %GR_TARGET% FOR %%I IN (1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\UHPFS.DLL COPY %1\DISK_%%I\UHPFS.DLL %GR_TARGET% >> NUL 2>>&1 REM REM ENSURE THAT THE FILES WERE UNPACKED REM IF NOT EXIST %GR_TARGET%\*REX*.* COPY %GR_TARGET%\*REX*.* IF NOT EXIST %GR_TARGET%\OSO001.MSG COPY %GR_TARGET%\OSO001.MSG :END ENDLOCAL ************************ GETBOOT.CMD **************************** @ECHO OFF REM GETBOOT 2.0 SETLOCAL IF %1.==. ECHO GETBOOT source (target) IF %1.==. GOTO END REM REM CHECK SOURCE DIRECTORY REM IF EXIST %1\DISK_2\*.* GOTO GETTAR COPY %1\DISK_2\*.* GOTO END :GETTAR SET PATH=%1;%PATH% REM REM GET TARGET DIRECTORY REM SET GB_TARGET= IF %2.==. SET GB_TARGET=. IF NOT %2.==. SET GB_TARGET=%2 IF %GB_TARGET%.==.. GOTO CHKUNPACK SET GB_MKDIR= DIR %GB_TARGET%\*.* >> NUL 2>>&1 IF ERRORLEVEL 1 SET GB_MKDIR=YES IF %GB_MKDIR%.==YES. ECHO MD %GB_TARGET% IF %GB_MKDIR%.==YES. MD %GB_TARGET% IF ERRORLEVEL 1 GOTO END :CHKUNPACK REM REM CHECK FOR UNPACK.EXE IN THE DISK_2 DIRECTORY REM IF EXIST %1\DISK_2\*.* GOTO UNPACK COPY %1\DISK_2\UNPACK.EXE GOTO END :UNPACK ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GB_TARGET% /N:SETBOOT.EXE FOR %%I IN (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\BUNDLE %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\BUNDLE %GB_TARGET% /N:SETBOOT.EXE >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\FDISK %GB_TARGET% /N:SETBOOT.EXE FOR %%I IN (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\FDISK %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\FDISK %GB_TARGET% /N:SETBOOT.EXE >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\BUNDLE %GB_TARGET% /N:XCOPY.EXE FOR %%I IN (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\BUNDLE %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\BUNDLE %GB_TARGET% /N:XCOPY.EXE >> NUL 2>>&1 ECHO %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_*\REQUIRED %GB_TARGET% /N:XCOPY.EXE FOR %%I IN (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25) DO IF EXIST %1\DISK_%%I\REQUIRED %1\DISK_2\UNPACK %1\DISK_%%I\REQUIRED %GB_TARGET% /N:XCOPY.EXE >> NUL 2>>&1 REM REM ENSURE THAT THE FILES WERE UNPACKED REM IF NOT EXIST %GB_TARGET%\SETBOOT.EXE COPY %GB_TARGET%\SETBOOT.EXE IF NOT EXIST %GB_TARGET%\XCOPY.EXE COPY %GB_TARGET%\XCOPY.EXE :END ENDLOCAL *** 10.0 ...応答ファイルで OS/2 をインストールする方法 *** このセクションでは, 応答ファイルを使った OS/2 のインストール方法について 説明します。この方法は, 複数のワークステーションをセット・アップするとき に便利です。 これまでに OS/2 やほかのオペレーティング・システムのインストールを行った 経験があれば, 一連のディスケットの出し入れや, 画面のプロンプトに答えるイ ンストール手順はお馴染みのことと思います。応答ファイルを使用すると, 画面 のプロンプトに答える必要がなくなります。応答ファイルを「ディスケット 1 」 に追加することによって, インストール・プログラムはユーザーの回答を求める 代わりに, 「ディスケット 1 」の応答ファイルから回答を引き出します。 サンプル応答ファイルは「OS/2 ディスケット」に含まれています。 オペレーティング・システムをインストールした時点で, SAMPLE.RSP と コメントを取り除いた SAMPLE.SML が OS2\INSTALL ディレクトリーに置かれます。 ただし, OS/2 を「基本インストール」を使用してインストールした場合は, SAMPLE.RSP など応答ファイルのインストールに必要なファイルがインストール されません。次の手順で必要なファイルをシステムに追加する必要があります。 1. デスクトップから「OS/2 システム」をオープンします。 2. 「システム設定」をオープンします。 3. 「システム構成機能の追加」をオープンします。「システム構成」画面で 了解ボタンを選択します。 4. 「OS/2 の設定とインストール」の画面で「システム・ユーティリティー」を 選択します。 5. 「システム・ユーティリティー」の右側の「つづく」押しボタンを選択します。 ユーティリティーをリストしたウィンドウが表示されます。 6. インストール・ユーティリティーのとなりのチェック・マークをつけて, 了解を選択します。 次に,「OS/2 の設定とインストール」の画面でインストールを選択します。 7. 画面の指示に従ってディスケットを入れ, 了解ボタンを選択します。 サンプル応答ファイルを編集する システムに SAMPLE.RSP ファイルと SAMPLE.SML ファイルををインストール後, SAMPLE.RSP を参考にしながら,SAMPLE.SML を修正し, 別のワークステーションに OS/2 をインストールする準備をします。サンプル応答ファイルを修正するには, システム・エディターなどのエディターをお使いください。 以下にサンプル応答ファイルの一部を示します。 ************************************************************** * * * ATM 平成 フォント * * * * どのATM 平成 フォントをインストールするかを指定します。 * * * * 有効なパラメーター: * * * * 0 = なし (省略時値) * * 1 = すべて * * 2 = IBM 平成角ゴシック体  旧JIS並び用 * * 3 = IBM 平成角ゴシック体縦 旧JIS並び用 * * 4 = IBM 平成明朝体     旧JIS並び用 * * 5 = IBM 平成明朝体縦    旧JIS並び用 * * 6 = IBM 平成角ゴシック体  新JIS並び用 * * 7 = IBM 平成角ゴシック体縦 新JIS並び用 * * 8 = IBM 平成明朝体     新JIS並び用 * * 9 = IBM 平成明朝体縦    新JIS並び用 * * * ************************************************************** ATMfonts=0 応答ファイルを「ディスケット 1」へコピーする サンプル応答ファイルを変更するには, 以下の手順に従ってください。 応答ファイルを編集したら, 「ディスケット 1」のコピーに,編集済みの応答 ファイルをコピーします。応答ファイルをコピーするスペースを確保するために, 「ディスケット 1」の内容を書き替える必要があります。 リファレンス・ディスケットの ABIOS を使用するシステムでは,システムの構成に よって,用意すべき応答ファイル・インストール用のディスケット 1 が異なります。 以下の手順の前に,ユーザーズ・ガイドの「リファレンス・ディスケットの ABIOS を 使用する IBM PS/2, PS/55 および ThinkPad」の「応答ファイルを使ってインストール する」を参照して,ディスケット 1 をマイクロ・チャネル・システム用に用意するのか どうか調べてください。 1. コンピューターに OS/2 をインストールします。 2. デスクトップから「OS/2 システム」をオープンします。 3. 「コマンド・プロンプト」をオープンします。 4. 「OS/2 ウィンドウ表示」をオープンします。 5. 「ディスケット 1」をドライブ A に挿入します。 6. diskcopy a: b: とタイプし, Enter キーを押します。 7. 画面の指示に従って「ディスケット 1」をドライブ A から出し, フォーマッ ト済みのブランク・ディスケット (「ディスケット 1」のコピー用) を入れ, Enter キーを押します。 8. 「ディスケット 1」のコピーがドライブ A に入っていることを確認して, del a:\mouse.sys とタイプし, Enter キーを押します。 9. CD-ROM からインストールするときには,ステップ 10 へ進みます。 ディスケットまたは LAN 経由で,マイクロ・チャネル・システムに インストールする場合は,次のコマンドをタイプして,各行の終わりで Enter を押します。 del a:\bundle del a:\sysinst2.exe del a:\ibm1*.add del a:\*01.sys ディスケットまたは LAN 経由で,マイクロ・チャネル以外のシステムに インストールする場合は,次のコマンドをタイプして,各行の終わりで Enter を押します。 del a:\bundle del a:\sysinst2.exe del a:\ibm2*.add del a:\*02.sys 10. 「ディスケット 1」のコピーにある CONFIG.SYS ファイルを編集するために e a:\config.sys とタイプし, Enter キーを押します。 11. SET OS2_SHELL= ステートメントを次のように変更します。 CD-ROM からインストールするときは, 変更前 SET OS2_SHELL=CDINST.EXE 変更後 SET OS2_SHELL=x:\OS2IMAGE\DISK_1\RSPINST.EXE A:\OS2SE30.RSP (x は CD-ROM ドライブ) ディスケットまたは LAN 経由で,インストールするときは, 変更前 SET OS2_SHELL=SYSINST2.EXE 変更後 SET OS2_SHELL=RSPINST.EXE A:\OS2SE30.RSP 12. 次のステートメントを CONFIG.SYS ファイルから削除します。 DEVICE=MOUSE.SYS CD-ROM から,インストールするときは,ステップ 13 に進みます。 ディスケットまたは LAN 経由で,マイクロ・チャネル・システムに インストールする場合は,次の各ステートメントの先頭に REM とスペースを 挿入します。 basedev=print01.sys basedev=ibm1flpy.add basedev=ibm1s506.add ディスケットまたは LAN 経由で,マイクロ・チャネル以外のシステムに インストールする場合は,次の各ステートメントの先頭に REM とスペースを 挿入します。 basedev=ibm2flpy.add basedev=ibm2adsk.add basedev=ibm2scsi.add 13. CONFIG.SYS ファイルを保管し, エディターをクローズします。 コマンド・プロンプトで次のコマンドをタイプし, 各行の終わりで Enter キーを押します。 CD \OS2\INSTALL COPY SAMPLE.SML OS2SE30.RSP 14. システム・エディターなどのエディターを使用して, OS/2 のインストールに 使用するサンプル応答ファイルを修正します。ファイルを保管して, エディ ターをクローズします。 リファレンス・ディスケットに ABIOS.SYS を含んでいるマイクロ・チャネル・ コンピューターの場合の注意: ユーザーズ・ガイドの「リファレンス・ディスケットの ABIOS を使用する IBM PS/2, PS/55 および ThinkPad」の「応答ファイルを使ってインストール する」を参照した結果,ディスケット 1 をマイクロ・チャネル以外の システム用に作成している場合は,その項目に引き続き記述されているように 応答ファイルの編集をしたことを確認してください。 15. コマンド・プロンプトで次のコマンドをタイプし, 各行の終わりで Enter キーを押します。 COPY OS2SE30.RSP A: ディスケットまたは LAN 経由でインストールする場合は,さらに, COPY C:\RSPINST.EXE A:\ 16. 「ディスケット 1」のコピーをドライブ A から出します。 17. マイクロ・チャネル・コンピューター以外の場合, ステップ 20 に進んでく ださい。マイクロ・チャネル・コンピューターで「リファレンス・ディスケッ ト」に ABIOS.SYS を含んでいる場合は, OS/2 に付属している「インストー ル・ディスケット」も修正する必要があります。 a. 「インストール・ディスケット」をドライブ A に入れてます。 b. diskcopy a: b: とタイプし, Enter キーを押します。 c. 画面の指示に従って「インストール・ディスケット」をドライブ A から出し, フォーマット済みのブランク・ディスケットを入れ, Enter キーを押します。 これで, 次のステップで使用する「インストール・ディスケット」のコ ピーが作成されます。 d. 作成された「インストール・ディスケット」のコピーがドライブ A に 入っていることを確認して, 次のコマンドをタイプし, 各行の終わりで Enter キーを押します。 DEL A:\BUNDLE REN ABIOS.SYS *.ORG e. 「インストール・ディスケット」のコピーをドライブ A から出し, 「リ ファレンス・ディスケット」を入れます。 f. 次のコマンドをタイプし, 各行の終わりで Enter キーを押します。 ディスケットをドライブ A に挿入するよう指示が出たら,リファレンス・ ディスケットをドライブに挿入します。ディスケットをドライブ B に 挿入するよう指示が出たら,インストール・ディスケットのコピーを ドライブに挿入します。 COPY A:\*.BIO B:\ COPY A:\ABIOS.SYS+B:\ABIOS.ORG B:\ABIOS.SYS g. インストールの操作中は, このインストール・ディスケットのコピーを 使用してください。 18. インストール中に「ディスケット 1」を要求されたら, 修正したコピーを挿入 して Enter キーを押してください。 これ以降, インストール・プログラムはディスケットの出し入れの指示 だけを要求します。ほかのインストール操作は必要ありません。 19. 再び「インストール・ディスケットやディスケット 1」の挿入を要求された 場合は, オリジナルの方か,コピーの方か,画面の指示に従って,間違いの ないように挿入してください。 応答ファイルを使用すると, 複数のワークステーションに同じオプションでインス トールできます。だたし, それらのワークステーションが同じハードウェアであり, 同じオプションでセット・アップされていることが必要です。 注意: 応答ファイルを使用して, ドライブ A のディスケット以外のソースから インストールを行うことができます。たとえば, ローカル・エリア・ネッ トワーク (LAN) 経由で, サーバーのドライブにインストールすることも できます。この方式でインストールを行うには, 別のソフトウェア (LAN サポート製品など) が必要です。 *** 10.1 ...RSPINST の戻りコード *** RSPINST は,エラーを検出するとゼロ以外の戻りコードを SEINST に戻します。 SEINST はこの戻りコードを表示します。RSPINST の戻りコードを次に説明します。 戻り 定義 コード 702 応答ファイルに無効な行がある。 707 キーの値が無効。 708 応答ファイルが見つからない。 710 Windows システムがない,または無効。 711 Windows パーティションをサポートしている場合,Windows パーティショ ンをフォーマットできない。 712 応答ファイルのキーワードが矛盾している。 901 パーティション・サイズが誤っている。 905 FDISK が失敗した。 906 xMB 未満の基本パーティションが存在する。 907 基本パーティションが存在する。xMB 以上が使用可能。 908 基本パーティションが存在しない。xMB 未満が使用可能。 909 xMB よりも大きい基本パーティションが存在する。 911 ファイルを作成できない。 914 システム・インストールで内部エラーが検出された。 915 システム・インストールで初期化に失敗した。 916 システム・インストールでセッションの開始に失敗した。 920 ロード・モジュール・エラー。 921 ターゲット・ドライブ・エラー。FDISK を使用して,ブート・ マネージャー・メニューにターゲット・ドライブを追加してください。 932 ファイルのコピーでのエラー。 933 ファイルの削除でのエラー。 934 システム構成の判別中での装置構成エラー。 935 ファイルのクローズでのエラー。 936 ディレクトリーの作成でのエラー。 937 ファイル名の変更でのエラー。 938 ファイルのオープンでのエラー。 939 ファイルの読取りでのエラー。 940 ファイルの書き込みでのエラー。 941 フォーマット・エラー。 942 パネル表示エラー。 944 ディスプレイ・ドライバーのインストールでのエラー。 945 フォーマット・エラー。ターゲット・ドライブがフォーマットされてお らず,formatpartition オプションを選択していなかった。 946 ビデオ・システム・エラー。 947 システムインストールでの内部エラー。 948 OS/2 初期設定ファイルへのアクセス・エラー。 949 システム・ファイルの転送でのエラー。 950 アンパック・ファイル が見つからない。 951 一部のファイルがコピーされました。 952 Ctrl+Break のアンパックでのエラー。 953 アンパック・クリティカル・エラー。 954 プログラムの実行でのエラー。 955 ファイル属性の獲得/設定でのエラー。 957 メモリー割振りのエラー。 1000-1020 システム・インストールで内部エラーが検出された。(00-20) 1060 ベース・プロダクト・レベルが無効 - バージョンが誤っている。 1061 ベース・プロダクト・レベルが無効 - タイプが誤っている。 1062 ベース・プロダクト・レベルが無効 - syslevel ファイルがない。 1063 メモリー割振りエラー。 1064 CheckSum が失敗した。指定したファイルのオープンまたは読取りができ なかった。 1065 CheckSum が失敗した。無効な CheckSum 戻りコードが戻された。 1066 ベース・プロダクト・レベルが無効 1067 ファイル・システムが無効 1068 Microsoft** Windows** NT ファイルが見つかった。 1069 ターゲット・システムの OS/2 のバージョンが OS/2 インストール・ファイルより新しい。 *** 11.0 ...商標 *** この README ファイル内でアスタリスクで示される以下の用語は,米国およびその他 の国における IBM Corporation の商標です。 AIX IBM Micro Channel NetView OS/2 Presentation Manager Workplace Shell この README ファイル内でアスタリスク 2 つで示される以下の用語は,他社の商標で す。 商標 所有者 ---------- ------- ATI ATI Technologies, Inc. Cirrus Logic Cirrus Logic, Inc. Headland Technology Headland Technology Inc. NetWare Novell, Inc. S3 S3 Incorporated Trident Trident Microsystems, Incorporated TSENG Tseng Laboratories, Inc. Weitek Weitek Corporation Western Digital Western Digital Corporation Windows Microsoft Corporation THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESSED OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY RELATED PATENTS OR COPYRIGHTS. [C] Copyright IBM Corporation 1994. All rights reserved.