Q1.今回の自主回収は、ThinkPadノートブックPCのどの機種に関連していますか? 自主回収に関連する機種は以下の通りです。2005年11月から2007年2月にかけて、これらの機種、またはこれらの機種用に別売品や交換部品のバッテリーを購入したお客様は、今回の自主回収の対象となっているバッテリーをお持ちの可能性があります。
- R60/R60eシリーズ
- T60/T60pシリーズ
- Z60m/Z61e/Z61m/Z61pシリーズ
これらの機種には、6セルまたは9セルのバッテリーが搭載されていた可能性がありますが、自主回収の対象は、部品番号FRU P/N 92P1131の付いた9セルのバッテリーのみです。
※日本では、以下のThinkPad T60pシリーズの公開発表モデル、および特定の法人様向けの一部カスタマイズ・モデル、グローバル・モデルのみが対象となります。
- ThinkPad T60pシリーズ
製品番号: 2007-83J, 2007-8JJ, 2007-93J, 2623-8KJ
※ | また、以下のオプション・バッテリー製品を別途ご購入の方も対象となります。 |
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| 製品型番 |
| 40Y6797: ThinkPad Z60m/T60/R60シリーズ 9セル リチウム・イオン・バッテリー・パック |
| 41N4118: T60/Z60m/Z60pシリーズ 9セル&ウルトラベイバッテリーセット (40Y6797+40Y6789) |
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| 対象期間 |
| 2005年11月から2007年2月の間に、上記シリーズの追加のオプション9セル拡張バッテリー・パックを購入、または交換されたお客様 |
Q2.バッテリーが自主回収の対象かどうかは、どうしたらわかりますか? www.lenovo.com/batteryprogram をご覧いただき、お持ちのバッテリーが自主回収の対象かどうかをご判断ください。お電話によるお問い合わせをご希望の場合は、リンク先に記載されている「レノボ PC 特設窓口」までお問い合わせください。 Q3.どのような理由で自主回収を行うことになったのですか? これまでに5件の問題が発生したという報告を受けました。皆様の安全を最優先して、自主回収の実施が適切だと判断しました。 Q4.持っているバッテリーが自主回収の対象の場合は、交換費用はどれだけかかりますか? 自主回収の対象バッテリーは、レノボが無償で交換させていただきます。対象バッテリーをご返品くだされば、交換バッテリーを1年間の限定保証付きでお届けします。 Q5.持っている欠陥品のバッテリーは返品しなくてはなりませんか? レノボは、バッテリーの返品用に料金前払いの梱包材をお送りします。お客様の安全をお約束するため、自主回収の対象バッテリーパックをすべて返品していただくことが大変重要です。 Q6.持っているバッテリーが自主回収の対象となっている場合は、交換バッテリーの到着までどのくらいの期間待たなければなりませんか? 自主回収の処理を開始したばかりの段階では需要が最も多いため、交換バッテリーの到着までに最長4週間かかる可能性があります。 Q7.交換バッテリーの到着まで、自主回収の対象バッテリーをシステムで使い続けても安全でしょうか? お持ちのバッテリーが自主回収の対象となっている場合、ThinkPadノートブックPCを安全にご使用いただく方法:
- システムの電源をオフにします。
- バッテリーを取り出します。
- ACアダプタを使用してシステムに電力を供給します。
バッテリーの取り外し方法については、www.lenovo.com/batteryprogramをご覧ください。
Q8.サードパーティーのバッテリーを使っても安全でしょうか? 「グレーマーケット」と呼ばれる半合法的市場で出回るバッテリーの安全性は不明ですが、この種のバッテリーで当社製品に問題が起きたことはあります。お客様には、レノボまたは当社製品の認定再販業者のバッテリーのみをお使いいただくことを推奨いたします。
Q9.このバッテリー障害の原因は、ソニー製バッテリーの障害と同じものですか?
いいえ。昨年の自主回収は、バッテリー・パックの内側で使われている個別のバッテリー・セルの製造過程において異物が混入されたことが原因です。本自主回収での問題は、特定のバージョンの9セル拡張バッテリー・パックが外部からの強い衝撃を受けた際に発生するもので、その結果、オーバーヒート(過熱)を引き起こすかもしれない、というものです。
Q10.それではバッテリー・セル自体の障害ではないのですか?
はい。障害はバッテリー・パックの設計にあります。
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